漢方薬治療体験談

漢方薬局で漢方薬治療を体験したことや、実践した健康法について赤裸々に語ります

アレロックは2.5mgでも眠気と食欲増進が強そう

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温熱性蕁麻疹の診察で、これまでに色々と抗ヒスタミン剤を処方してもらってきましたが、「アレロック」については、これまでの「アレグラ」や「アレジオン」よりも眠気に対する副作用が懸念されます。その説明は薬剤師さんから聞いていましたが、それを意識したのか、たまたま仕事がそれほど忙しくなかったのが影響したのか眠い眠い・・・。

眠気のピークは 15 時前後、場合によっては 11 時頃にも眠気が来る日もありました。これでは仕事に支障が出ると思い、薬がなくなるよりも少し早めに病院に行き事情を説明して、「アレロック(オロパタジン)」の容量を 5mg から 2.5mg に減らしてもらいました。

そして、アレロックでも大きな改善が感じられなかったので、ここから漢方薬による体質改善の治療も進めていくことにしました。なぜ、いきなり漢方かというと、もともと、この掛かりつけの病院には健康診断で来たのがキッカケだったのですが、その後、漢方外来があったことから通院していた時期があるのです。それもあって、この皮膚疾患についても漢方治療が提案されたわけです。

漢方薬による治療も開始

アプローチとしては体内の余分な水分を取り除く治療となりました。私はどちらかという汗っかきで、ここ半年でテニスを始めた身としては代謝はかなりいい方だと思っていました。しかし、水分代謝の悪い部分の体内の水分が残り、それが熱によって湿気となり、蕁麻疹の原因になっているという側面もあるようです。

もちろん、漢方薬も状況を見ながら処方を変えていくので、最初からマッチしたものが処方される可能性は高くありません。また、患者の体調に合わせて処方していくので、適した漢方があっても負担の軽いものから試していく傾向があります。私の場合は、あまり胃が強くないという判断から、胃に負担が掛かりにくい漢方から処方が始まりました。

鍼灸院による治療を試みる

時系列をしっかりと確認していませんでしたが、実は皮膚科の 2 回目のアレグラの処方が全く状況改善しなかったこともあり、血液検査の前に鍼灸院に行ったことを思い出しました。

飲み続けないといけないような西洋薬に対しては、どちらかというと批判的な立場なので、体質改善によって症状の原因となる部分を改善したいという思いが強かったからだと思います。

しかし、鍼灸院は過去に 2 度ほど通院したことがあり、どちらも思ったほど手応えがなかったのですが、西洋医学で原因究明や根治が難しい症状は東洋医学のアプローチで改善に繋がることも事例としてはあるので、そこにすがってみたいという気持ちが先行した結果でした。

結果的には思ったような効果が現れずに 2 か月(週1回)ほどで通院を止めてしまいました。例えば、針治療によって、その日は好転作用で症状が悪化するけど、その後は改善方向に向かうなど、何かしら良い悪いの変化が見られたら良かったのですが、何の変化もないまま 2 か月ということで、これ以上投資するのがもったいなくなってしまいました。

もちろん短期間の針治療で劇的な効果の出る人(症状にもよりますが)もいると思いますが、「個人差」や「疾患の種類」、「鍼灸師の知識」など、もろもろがマッチしないとダメというイメージがあります。しかし、私の中ではなるべく西洋薬の乱用は避けたいので、東洋医学を信じたい思いはあるのです。

漢方薬のチョイスとアレロックの止め時

さて、そんなこんなしている間に季節は真夏。漢方薬も 2 週間ずつ試して調整していきました。この組み合わせで行きましょうと確立した漢方薬は「柴胡桂枝湯」「防已黄耆湯」「越婢加朮湯」で、最後に追加されたのが「体の熱や腫れ、あるいは痛みを発散して治す」の効果のある「越婢加朮湯」でした。

この「越婢加朮湯」は効果があると思うけど、胃が荒れるので胃が弱い人には不向きとのことで、胃の不快感が出たら飲むのを中止して下さいと言われました。しかし、この言葉とは裏腹に、とにかく食欲旺盛になって、この春から夏に掛けて 3kg くらい太りました(笑)

体重についてはリスク管理として暴飲暴食は避けるようにしましたが、胃の不快感が出ることは一切なく秋を迎えています。また、この症状が出てから体が温まるのを避ける意味でも、飲みに行く機会も減らしていたので月に 1 回くらいしかアルコールの接種はしていません。元々、誘われたら飲みに行く程度で、月に数回くらいしか飲んでいなかったですけどね。

温熱性蕁麻疹は一般的には 50 日くらいの治療ということで、結果的にはもう少しの期間漢方を飲み続けましたが、1 種類減らすことになりました。減らしたのは「柴胡桂枝湯」という「体の熱や炎症をひき、また痛みをやわらげる働きをする」効果のある漢方でした。

また、アレロックは急に飲むのを止めてしまうとリバウンドで症状がひどくなってしまうということから、途中で 2.5mg に減っていたものの今でも処方は続いています。漢方で体質改善をしつつではありますが、やはりアレロックのおかげで痒みの症状が出るのは抑えられているだけなのかもしれません。これの止め時や減らし時はいつ来るのか、今度聞いてみたいと思います。

機械的(人工的)蕁麻疹も併発?

そんな治療が続く中、汗や熱によるものではなく、物理的なダメージ(引っ掻いたり、圧迫されたり)で皮膚が赤らむ傾向があることに気付いてきました。もちろん、この物理的という部分には摩擦で熱を生じる場面もあるので一概には言えませんが、爪が腕に当たってしまった時などに、その部分が赤らむことがわかってきました。

もちろん、温熱性という部分ももちろんありましたが、いつからか機械的(人工的)蕁麻疹の症状も併発していたようです。しかも、タチが悪いことに、この機械的蕁麻疹は原因が分からなく、アプローチの方法も具体的にはないそうです。

また人によっては数年、長いと 10 年くらい症状が治まることもなく、諦めながらの生活でふと気付くと症状が出なくなっているとか、環境の変化や心境の変化など、もう少し違う部分に原因があるのかもしれません。温熱性蕁麻疹に対する治療は期間的にも終わりに向かっているので、今後について次回聞いてみようと思います。

機械的(人工的)蕁麻疹に対する効果的な漢方や治療過程については、温熱性蕁麻疹とは異なるので「人工蕁麻疹の治療に有効な漢方薬はどれか」に書いてみました。ここでは引き続き、温熱性蕁麻疹の今後の治療の過程や治療終了に向けての状況を追記していきたいと思います。